加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)

加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)

加齢黄斑変性症は、見たいものが見えない、視野の中心部が欠けてしまう症状です。
バスの行き先表示が見えなくなったり、近づいてくる人の顔が見えなかったりと、非常に不便な思いをします。

 

原因は遺伝もあるようですが、喫煙、太陽光、偏食などが影響しているようです。発症年齢は50代からですでに発症している患者は43万人、発症が疑われる人はなんと678万人と推定されていて、増加の一途をたどっているそうです。増加の一途ということはある意味現代病?とも考えられるのではないでしょうか。
加齢黄斑変性症は網膜にある黄はん部に腫れや萎縮が起こって引き起こされます。治療法はレーザー治療でおよそ20分程度。新たにできた血管の血管壁から血液や水分が出て黄はんをもちあげることが原因になるので、レーザーのよって新生血管を焼きつぶす方法だそうです。

 

また薬とレーザーを併用して治す方法もあって、新生血管をつぶし、はがれていた網膜がもとに戻る治療法となります。こちらは最低でも数日の入院が必要になるようです。

 

黄斑変性症が急増している原因は、多分食生活や環境が欧米化したり変化していることではないかといわれています。というのも、黄斑変性症は欧米人に多い目の病気で、アメリカでは65歳以上の4人に1人がかかるそうなのです。瞳の色の薄い人ほどなりやすいといわれ、欧米人に黄斑変性症の人が多いのもそのためらしいです。そして失明率が非常に高く、イギリス人の場合には、失明した人の約50%は黄斑変性症が原因であるという報告があるそうです。
お国が変われば同じ人間でも発病する病気に違いがあるのですね。

 

日本では一昔前までは目立たなかった病気で、予防法がはっきりわからないのですが、不規則な食生活や偏食にならないよう注意したいものです。